私事ですが、最近、母親になって十数年目の日を迎えました。これを機に、前々から気になっていた終活を始めました。
といっても、自分（私）に何かあっても子どもが対処できるように、ノートに連絡先や必要な手続きなどをつらつらと書き始めただけですが。いわゆるエンディングノートです。
「エンディングノートなんて、あなたそんな歳取ってるの？」などと思われるかもしれませんね。
子どもは思春期に差し掛かったばかり。私は50代に入って少し経ったところで、一般的には終活よりも子どもの進学や自分の老後生活に向けた準備をするべき時期です。けれども、保険会社での経験が長かったからか、FPとして老後や相続に関する記事を多く書かせていただいているからか、若い頃から先々のことを考えるクセがついている私。
加えて、夫方の家族は身近（フランス国内）にいて、夫に万一のことがあってもサポートしてくれる人はたくさんいますが、私方の家族は皆日本。そして日本語を喋れるのは私を除けば子どもだけ。つまり、日本の家族に連絡するのも、日本の役所や金融機関で手続きするのも子どもがやらなければなりません。
親に反抗することが多くなり、生意気に感じることもありますが、やっぱり困らないようにしてあげておきたいという母としての願いです。
ところで、自分でエンディングノートを作り始めながら、以前書かせていただいた終活の記事を思い返してみました。たしかに、ここにも「思い立ったその日に始める」と書いています。終活に決まりはありません。これからの人生をより前向きに生きるためにも、個々の事情に応じて早いうちから始めるのがいいのではないでしょうか。
よろしければ終活の記事もぜひご一読ください。